記憶に残る試合

2月5日にアメリカで毎年恒例のスーパーボウルの試合が行われました。アメリカにいた時にはアメフトの試合はよく見ていましたが今はスーパーボウルの1試合くらいしか見れません。サッカーの試合を見る事の方が多く、時間が取れないのが理由です。でも毎年この1試合だけは録画しておいて後で見ています。この第51回大会の試合は、後世に語り継がれる素晴らしい試合となりました。2ndクウォーターを終えた時点で21-3とスーパーボウル最多出場を誇るペイトリオッツが大きくリードされていました。内容も悪く一度もタッチダウンを奪えずにいました。このまま大差を開いたまま完敗の雰囲気。過去に10点以上の差を付けられたチームは勝ったことの無いスーパーボウル。3rdクウォーターには25点差まで離されます。これで勝負あったかな、と思いながら見ていると徐々に流れが変わって行きます。ペイトリオッツのパスが面白い様に成功し始め、トリッキーなプレイを絡ませながら終了間際に同点まで追いつきスーパーボウル初の延長戦へともつれこみます。延長線前のコイントスで決める先攻後攻の決定権まで勝ち取り、先攻のペイトリオッツがタッチダウンを決め優勝しました。幾度もの困難な場面を冷静にプレイしたペイトリオッツの名クウォーターバック,39才トムブレイディには見習うべきところが沢山ありました。時間を取って息子にも見せたいと思います。絶対に逆転など無理だと思われた試合でチーム全体が最後まで戦う姿勢を貫いて起こした奇跡の様な試合です。

アメリカ各地で大統領へのデモが起こり、同時に全米が熱狂するスーパーボウルの優勝チーム名がペイトリオッツ(愛国者)。アメリカ独立戦争時の国旗をもとにしたチームシンボルで、何とも面白い結果でした。

子育てとサッカー

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