ラスト10分からのスタート

U15リーグの第一戦目がありました。早朝から出かけて行き、寒さの厳しい中試合は前半に2-0でリードし膠着状態になり後半残り15分を迎えました。この日、出場は無いと思われた息子がウォームアップを始めラスト10分でフィールドへ。約4か月ぶりの公式戦です。緊張気味でフォワードのポジションへ入った息子に直ぐ様チャンスが訪れます。インターセプトに行ったボールがこぼれ、中盤の選手がワンタッチで縦にパスをし息子がデイフェンダーと競り合いながら、飛び出して来たキーパーの横へ流し込みゴール。本人も交代後1分も経っていないファーストタッチでゴールを決められて少し驚いていたようでした。その後の試合の流れも変わり、一気に3得点し終了間際には失点してしまいますが5-1で勝利。10分の出場機会でちゃんと結果を残した息子は機嫌がよく完全復帰に向け良いスタートを切りました。

このチームの試合を見ているといつも何かが足りないと感じる事があります。チームには未だ5,6人の怪我人がいて、スタメンの選手がいない時、他の選手にとってはチャンスとなります。自分をアピールする機会ですが、消極的な選手もいるようです。怪我人の多い中学年代でベストメンバーで臨むことが出来る試合は何試合あるでしょう。交代選手が出てもチームとしての力を安定させて行くにはチーム全体の底上げが必要ですし、このチームにはキャプテン魂を持った選手が未だ表れていません。何となくにはいるのですが、まだ本人が一歩前に出て来ていません。その子を含め全体的に大人しい子が殆どでチームのリーダー的存在が出て来ません。この先チームとしてまとまって行く過程でやっぱりチームキャプテン/リーダー的存在は必要ではないかと思います。このチームの課題の一つでもある闘志を見せる選手が少ないことにも直接影響するキャプテンの存在。私には今のチームに絶対に必要な存在の様に思います。

子育てとサッカー

過去の記事はこちら

0コメント

  • 1000 / 1000