今の時間

今年も新たな節目の時が来ました。帰国後の日本の生活は、厳しい中でも常に安らぎが感じられます。目には見えない力を感じているような思いでいます。これだけ多くの震災が起こる日本で、常に前を向き努力し続ける国民性は昔から自然を敬い共に生きてきたからだと思います。年末の特集番組を息子と見ていた時、テロ事件の生々しい映像が流れていました。今まではあまり見せたくはないような映像も一緒に見ていると、息子から色々な質問が出てきます。自分たちが犠牲になるかもしれない震災やテロ事件。震災に遭う可能性は常にあると言う事、世界には同じ人間でも偏った思考になってしまう人が沢山いると言う事、そんな世界で生きて行く中で、自分は人生に対して、今の生きている時間に対してどの様に向かい合うのか。

13歳の息子にも考えさせました。難し顔をしながら犠牲になった人達の映像に食い入っています。今の時間がどれだけ幸せな事か、がむしゃらに自分の好きな事が出来るこの環境がどれだけ恵まれているのか、少しでも感じ取って欲しいのです。その中で何かが起こってしまう事は結果であり、その結果ばかりを気にしていては前には進めません。常に今を見て努力を継続する事が出来れば結果はそれほど重要では無いと思うのです。努力を継続する、継続出来ている今の時間が幸せな事であって、一番重要な事なのだと思うのです。自分で努力をし、失敗しても反省してやり直すことは出来ます。この与えられている時間に感謝をしつつ今を楽しんで行きたいと思います。

子育てとサッカー

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