自覚すること

8月最後の週末、土曜日と日曜日にJ下部チームとの練習試合がありました。土曜日の相手は去年の選抜大会でチームメイトだった選手がいるクラブ。私は観に行けなかったので息子の解説によると2-1。息子も結果こそ出せなかったけれども思うように動けたと言っていました。いつもならばYouTubeへ試合の様子がアップロードされるので楽しみにしていたら、今回は撮影無しだったそうで、日曜日の試合に期待し出かけてきました。日曜日の相手も強者揃いの良いチームでした。息子は数名の選手を知っていたそうです。去年、某J下部チームの練習会で紅白戦の時に同じチームになった選手だそうです。前半にコーナーキックから得点し1-0で折り返しましたが、後半、ゴール前のクリアしたボールを決められ同点。その後カウンターをあびて逆転を許し1-2のスコアで終了。チーム全体のレベルの差が出た様に思います。J下部のチームは試合の流れを読む力もチーム全体であったように思います。息子は前半から飛ばしていて、前から全力でボールを奪いに行っていました。いつも以上に気合が入ってるな~と思い見ていました。

息子から聞いた話では、この日試合に出る選手全員にPolar(心拍計測器)なる物を付けさせられたのだそうです。これで、各選手の試合中の走行距離数、スピード、心拍数が監督の手元で全て見る事が出来るのだそうです。と言う事は、誰が全力でプレイしているのかが数値として現れる訳です。ま~今の時代不特定多数なスポーツ、サッカーも数値化して行く事で見えなかった何かが見えてくるようなので選手達のコンディション調整にも役立つのであれば大いに結構な事ですし、万が一プロにでもなろうものならその時にはこの様なテクノロジーは当たり前の様に取り入れられているはずですから。試合後、走行距離数は息子がダントツトップだったとベンチの選手が言っていたそうです。見ていて最後まで全力でボールを追いかけていたのは確かなので褒めておきました。息子の気合の入ったプレイは見て分かりますが、この様な均衡した試合は最後にチーム全体の気持ちの強さが物を言います。チーム全体での強い気持ちは相手チームの方が上だった様です。今週末にはまだ一度も勝てていないU14リーグ戦がアウェイであります。各選手がこのデータをもとに自己分析し、自分の気持ちと照らし合わすことで良い所と悪かった所を自覚し、つぎに活かして行ければ勝てなくても良い試合になるかもしれません。

数値化する事で自分の足りない部分を自覚し、意識しながらトレーニングに取り組む事が出来ます。恵まれている環境ですが、最終的には意識、気持ちの持ち方がすべてを左右する事には変わりません。

子育てとサッカー

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