危機管理

大きな被害をもたらした台風ですが、月曜日のチーム練習は朝8:30からと変更になり台風の近づくなか朝から出掛けて行きました。日曜日の時点で台風が上陸する危険性は高く、お昼からのスケジュールを朝に変更した監督の判断に私は首をかしげました。お昼ごろには台風の影響で練習は無理との判断で時間を早めた訳ですが、台風が向かっている事は分かっていた事です。ただの雨だった練習開始直後、天気予報通り、関東に台風が上陸しフィールドも横殴りの雨へと変わり開始20分で練習中止。この状況は予測できた事で、想定出来た状況です。まずはこの想定をもとに練習の有無を決めるべきではなかったのでは?と思うのです。結果、選手全員無事に帰宅する事が出来ましたが、帰宅途中で電車が止まり何時間もかけて帰宅した選手もいました。もしも、練習に向かう途中や帰宅途中に電車が突風にあおられ横転したり、風で飛ばされてきた看板にぶつかり一大事にでもなって、運が悪かったでは済まされない訳です。大げさな位の想定をしておくことはもう常識の時代です。現に過去15,6年の間にアメリカの同時テロ、東日本大震災後の津波、原発のメルトダウン、熊本地震、何十年ぶりの大雨など明らかに普段の当たり前の生活からは想像出来ない様な天災、人災が起こっています。もし監督が、昔ながらの根性論で状況判断をしていたとすれば、とても危険な事です。昔の様に学校やクラブの監督に全て任せていた風潮が今でも残っていますが、私自身、親としてしっかりとした状況判断が出来る様にするべきだったと今回の台風で再認識しました。

不安定な天気が続く中、数日後、地域リーグ戦が行われました。私はたまたま休みだったので久しぶりに観戦。一瞬の隙のカウンターで1失点しましたが、息子も前半に2得点し、結果10-1で勝利。そして3本目の練習試合開始後10分。突然の爆音と共に私達の目の前の照明塔から稲妻の光が、、、。

落雷でした。本当に何の前触れもなく一瞬の出来事でした。青空も覗く位の空模様で天気予報で落雷注意とあっても、実際には注意のしようがなかったです。本当に空から一瞬でレーザー攻撃された感じです。フィールドの選手全員を建物内へ避難させそのまま解散となりました。いつどこで何が起こるのか本当に分かりません。私も何が起こったのか理解するまでに時間がかかりました。これはもう運に任せるしかない様な事です。少し前に野球をしていたところに落雷し一人亡くなってしまった事故を思い出しましたが、目の前で落ちたあの落雷に当たってしまったら、と思うだけで冷や汗が出る思いでした。

全員無事で本当に良かったです。

子育てとサッカー

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