個性が光る時
アメリカで息子がサッカーを始めた頃、息子は内気な性格で周りを気にして自分の主張を表に出す事が得意ではなく、主張する事を小さい時から躾けられるアメリカの子供達の中で、この様な性格の子供はどうすれば自己主張が上手く出来る様になるのだろうかと悩んだ事があります。サッカーにのめりこんで行き、チームでも中心的な存在になって行くと、自己主張の強いアメリカの子供達の中で上手くチームメイトと連携してプレイする息子の個性が逆に目立つようになりました。自己主張が出来なくても個性が光っているな~と思ったものです。子供に備わった健全な性格はそれだけでその子の個性なのでだと言うことに気付きました。他の子供と比べて悩んでいた自分が間違っていた訳です。
帰国後、日本のサッカーチームにも慣れて行きブロックトレセンや地トレでの経験は息子よりもレベルの上の選手達と練習が出来る良い経験となりましたが、息子の個性はまた、消極的な物へと変わって行きました。息子より明らかにスピードとテクニックが優れている選手達。そのレベルで自分のプレイが出来るかどうか。自分へのプレッシャーが息子を押しつぶして行きます。楽しいだけでやっていたサッカーも壁にぶつかった訳です。ジュニアユースでの新たな挑戦は、まだ始まったばかりです。また息子の個性が光るサッカーが見られることを楽しみにしています。
0コメント