不条理な世界

勉強とサッカーの両立に早くも苦しんでいる息子ですが、期末試験の一週間前から夜中まで息子なりに勉強をしたと言う自負はあった様で、戻って来た結果を見て本人は出鼻をくじかれたと言ったところです。一夜漬けの様なやり方では結果は出ないと言う事、普段の授業中にどれだけ集中して理解して置く事が大事か、そう簡単には上手くはゆかないと言う事を身をもって感じた訳です。

チームでも本人の納得のゆかない事が多々ある様で、不満を漏らすことが多くなって来ました。不条理な事を言われることもある様です。話を聞くと、確かに意味の分からない様な事を言われているようです。この不条理な事。本人の思っていた事が覆され納得は行かないが、従わなければならない状態。その状況に対し息子がどの様に対処するか？社会に出れば誰でも経験する事です。しかし、この様な状況が続けば精神的にストレスが溜まって行きます。ストレスは大きな精神的プレッシャーを与え続け、時に子供達を押しつぶしてしまいます。親の私に出来る事は、まず息子の側に立った目線で息子の不満を定期的に聞き入れてあげる事。そして、息子に非が有れば、素直に受け入れさせ自分の課題として日々改善出来る様に努力して行く事が大切です。

監督たちの意図するしないに関わらず、サッカーチームと言う小さな社会で理不尽な事を自分の中で処理して行く経験が出来る訳です。課題は、その様な状況の中、自分のうまく行かない事をその理不尽な事を言う監督たちのせいにしてしまわないように冷静に自分を見る事が出来るかです。この時期の子供達の精神面は不安定ですので、私も言葉を選ばなければなりません。まずは子供の気持ちを良く考え、不条理な状況も良い経験として冷静にとらえて行く事が大切かと思います。