子供の反抗力
最近、息子の反抗期が強くなって来たようです。成長する過程でごく普通の事ですが、この期間に親としてのしっかりとした考えを持っていないと、腫れ物に触る様な始末になりかねません。学校の先生や、チームのコーチ、母親、勿論私にも自分の主張をする様になり、物事が分かり始め自分の考えを言う事が多くなって来ました。母親とはしょっちゅう口論となります。もう、昔の様に母親の言う事を聞く”良い子?”では有りません。細かい事を言われることにストレスを感じる様になり、もう少し放っておいて欲しい訳です。しかし、躾は必要ですので、文句を言われようがしつこく言い続ける根気さが大切です。
サッカーチームのコーチのやり方に対しても不満を漏らす事が多くなって来ました。息子の言い分を聞いてみると、確かに納得できない事も有るかもしれません。不条理な事を言っている時もあると思います。しかし、その様な事は社会に出れば普通に存在する事柄であって、自分や周りがコーチの言う事がおかしいと思っていても、従わなくてはならない時もあります。その様な時に不貞腐れていては、何も成長出来ません。なにくそ!!っと奮い立ち、監督やコーチ達にプレイの内容や結果で示せばよいのです。試合中に怒鳴られたり、叱られたときは、自分の闘争心をオンにするチャンスの時です。シュンとして下を向かず、監督を納得させるプレイをすれば良いのです。でもそう簡単に出来るものでもないのですが、、、。
だから、普段の練習時間の気持ちの持ち方が大切なのだと思います。良い意味でずーっと根に持てばよいのです。そして、監督やコーチを納得させるまで、死ぬ気でやってみるのです。その経験は自分の財産になります。何もやらずに不満ばかり言っていては何もつかめません。私達親は、子供の反抗力を正しい行動力に変えて行ければ良い訳です。褒めてばかりいては成長出来ません。この不条理な事がまかり通る社会で生きて行くには、自分の頭で考えて行動する力が必要です。自分の考えが正しいと思うのなら、行動して周りに示して行く事です。教わる事も出来ません。自分で経験するしかないのです。
難しい時期ですが、サッカーで生きる力を付けて行く息子を見ていられる事はなんとも幸せな事だと実感しています。
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