子供から大人への途中
卒団式、卒業式を終え、一つの節目を迎えました。その節目の中、既に卒団式を終えたアドバンスクラスの各校対抗試合が小学生サッカーの締めくくり?として行われました。初めの一時間は4対4のミニゲームでウォームアップ。各校の選手と親睦を深めるには一緒にサッカーをする事が一番です。その後5チームの総当り戦。さすがはアドバンスクラスだな~っと思うようないい選手がいました。体格とスピードが全然違います。でも現時点でのこの差は、身体の成長の差によるものなのでしかたありません。相手チームの中にはFC東京のジュニアユースへ昇格した選手が多く在籍しているところもあり、レベルの高い親善試合でした。しかし、ジュニアユースの活動を目前にして、全体的に怪我をしないようなプレイを心掛けていた様に見えました。結局息子達は1勝しか出来ず8人制最後の試合はあっけなく終わってしまいました。それでも息子は楽しかった様で、何よりです。始まる前に同じクラスの親御さん達が固まっていたので挨拶をした時に、息子が6年生の初めの時期にサッカーを止めるかもしれない事態になっていたなんて全然知らなかったと、その時のことを聞かれました。卒団式の時のスピーチで初めて知ったので少し驚いた様子でした。そこから、立ち直り今では昔の様に楽しんでプレイする事が出来るまでに復活した息子の姿は、当時の私には想像出来ない位でした。息子もあの時の辛い気持ちを忘れる事は無いと思います。
これから先もっと大きな壁にぶつかった時、この経験が少しでもプラスに息子の気持ちに影響をもたらしてくれるかもしれません。辛い思いも、逃げずに立ち向かって行けば自分の成長を助けてくれる良い経験となります。その事を分かっただけでも、貴重な経験が出来たと息子もいつかは腑に落ちる日が来ると思います。サッカーと共に成長しているんだな~と、サッカーは本当に子供を大人にするんだな~と感じる今日この頃です。
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