招待試合
日曜日に行われた久しぶりの試合。夜から降っていた雨の影響で土のグランドだったら絶対に中止になっていたはずですが、人工芝だったため中止にならずにすみました。春一番で横から降る雨のなか集まったメンバーは9人。来る予定だった2人は結局最後まで現れず、今回も半分は5年生のチームでした。スタメンはその時に来た選手と言う流れを変えられない限りどの様な大会に出場しても良い結果は得られないでしょう。12チーム3グループで予選リーグ。神奈川や埼玉からの参加チームもあり、大会への意気込みも見て取れました。結局グループ予選一度も勝てず3連敗。息子も途中からオスグットで痛めている膝を気にし始め、最後までプレイ出来ず途中交代。今回集まった12チーム中、試合に向けての意気込みは最低レベルのチームだったと思います。こちらは逆に試合に対しての意識の低さが良く出ている試合内容でした。毎回、誰が来るのかも分からず、集まったメンバーで構成されるチームで挑むにはレベルが違いすぎていたようです。このチームの最大の弱みはチームとしての形が定まっていない。これに尽きる様です。所属メンバー全員がきちんと集まって練習の時からスタメン争いが始まれば、絶対に良いチームになることは分かっています。しかし、他の事で忙しかったり、その時の気分でプレイしている選手も多く、試合にも来たり来なかったりで、一人や二人、ちょっと上手な選手がいただけではチームとして試合には勝てません。しかしチームとしてのまとまりがないために、結局その選手に頼るしかないという悪循環を生み出します。選手が揃わないチームはチーム内の競争も無く試合に出られてしまうため精神面と技術面での向上がみられにくい訳です。技術や戦術の前に子供たちにどれだけ気持ちを入れてプレイすることが出来るかをもっと深く追求した方が良い方向へ向かうように感じます。大会に参加する以上、選手たちのモチベーションをもっと高くして挑むことは出来たと思いますし、息子も声が全然出て無くて、チームの雰囲気が悪い時にキャプテンとしての役割は全く果たせていなかったと思います。
息子はグループステージ敗退後決勝戦まで見学してから帰って来ました。帰って来るなり今日の試合について不満気な顔で話し始めます。一試合目終了後、コーチがチーム全員を集めてこう言ったそうです。今日来なかった選手(5年生)の名前を出して、その選手がいれば勝てた試合だったと、無断欠席した選手を褒め称え始めたそうです。まだ入団して間もないその選手の事をコーチはとても気に入っている様で(点を取るから)キャプテンにするとまで言い、雨のなか集まったメンバーは、無断欠席のその選手の事をなぜ、まだ二試合残っている状況で絶賛しているのか分からないと思ったそうです。私もそれを聞いて、??となりました。冷静にコーチの示唆するところを探しますが、新入部員を利用してチーム内に競争意識を植え付けようとしたのか?それ位しか思い当たりません。しかし、それでも?です。チームが準備不足ということはコーチの手腕にかかっていることですし、その話の後、息子曰くチームのモチベーションが下がったそうです。特に5年生は腑に落ちない様子だったと言います。ま~息子がきっちりとシュートを決めていればこの様な話にはなっていなかったと思いますが、チーム力のレベルの低さは息子一人では補うことは出来ません。卒団を間近に控えチーム力の無さや基本技術の低さは息子が入団した時と変わっていないような気がします。それに加えて今回の無断欠席の選手へのベタ褒め攻撃にはさすがに私も、コーチは問題の本質が見えていないのか?と疑わざるをえない気持ちになりました。息子が4年生だった時の二つ上のチームと一つ上のチームでは今の6年生チームよりももっと真剣にサッカーに取り組んでいた様に感じます。リーグ戦に変わり試合数も増え、多くの課題が浮き彫りになった去年の大会から何を学んだのでしょう?それにしても、あまりにもお粗末なチーム状態と試合結果でした。
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