移籍かトレセンか
卒団を控え、あまりチーム練習に参加できていない息子ですが、昨日もジュニアユースのチームの練習会に参加したため6年生も参加できる練習試合には行けませんでした。私も殆どチームの親御さん達に会う機会も少なくなりました。
そんなある日の練習試合の時、チームの低学年の子のお父さんからトレセンについて質問を受けました。チーム内のうわさで息子がトレセンに入っている事を聞きつけ、私に息子さんの事で相談をしたいと言うのです。その子はチームで上手な方らしくお父さんも、もっとチャレンジできる環境をと感じている様子でした。4年生の後半からトレセン(キッズエリート)のセレクションが行われるので、そこに入れればまた違った環境のサッカーを感じる事が出来る事は確かですと説明し、チームのレベルとトレセンのレベルの差がどれぐらいあるか、他の強豪のチームへ移籍した方がよいのか等次々に質問をしてきます。もし、トレセンに受かったとして、その後に移籍した場合、いったんトレセンメンバーから外れなければならない事、移籍したチームの監督がトレセンにその子を推薦するかどうかは入ってみないと分からない事などの注意点を説明し、強豪チームへ移籍して得られる練習や刺激は息子さんに合う環境であればトレセンに入っていなくてもレベル的には変わらない場合もあるし、最終的にその子にとって一番良い環境とは何かをサッカーレベルだけではなくチームメイトや通う時間、チーム内の雰囲気と多くの検証課題があると言う事を説明し、セレクションを受けてみる事も勧めてみました。セレクションは自分の立ち位置を確認できるので受かれば必然的に高いレベルでのサッカー環境を得る事が出来るし、受からなくてもこれから先の目標を立てやすくなると言う事、低学年の息子さんならば特にコーチ、チームメイトとの相性も重要な要素ですし、息子さん自身が現在どの様に感じているかを踏まえて、親御さんは子供の性格を十分に考慮して、良いと思う環境の中においてみる。真剣に考えれば考えるほど悩んでしまうのも分かります。子供は自分で環境を変える事が出来ないし、親のお膳立てが必要です。難しいですが重要な事は、環境を変える前に、息子さんに話をして理解させる事。本人も納得した上で判断すると言う事。そこまでして、もしだめだったとしてもまた一からやり直せば良いだけです。長い目で見れば充分考慮した結果、失敗する事に無駄などは有りませんから。
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