自然の力
お正月休みもアッと言う間に過ぎ、またいつもの生活が始まりました。私の地元へ一泊で帰省した際息子が夕日が見たいと言い出したので地元では有名な丘の上の灯台へ連れて行きました。そこからは太平洋一面の地平線が見渡す事が出来る、私がアメリカに渡る前、良く訪れた場所です。その日は少し雲がかかっていた空でしたが黄色から濃いオレンジ色へと変わり沈んでゆく夕日を眺めていると、右手の方から見た事のあるシルエットが浮かび上がってきました。雲のある日にはほとんど見る事は無い富士山のシルエットです。寒い冬の雲一つない日にしか見る事が出来ないと地元では言われている富士山のシルエットを綺麗な夕日と共に見る事が出来たのは本当に珍しい事です。息子も感動を隠せない様子でした。本当に自然の美しさは、そこにいるすべての物をも凌駕する力を持っていると思います。自然の力の前には私達は従う以外ないのだと感じます。
この様な自然の美しさや偉大さを、息子が大人になった時にも思い出して欲しいと思います。この日も初めは曇っていたので行くのを止めようと言っていたのですが、途中から日が差してきたので取りあえず行ってみようと言う事になりました。私が面倒だからと言って連れて行かなかったら、非常に貴重な時間を見過ごしていた訳です。息子といる時間は私も些細な事にも敏感でいなくては、と自分に言い聞かせました。次の日に初詣へ出かけて行き神社の森林の静観に心を静めました。全ての事をリセットするには良い機会です。これから体験する新たなチームと中学校。新たな環境は息子にどの様な刺激を与えてくれるでしょう。
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