ポジティブ思考
息子は久しぶりにチーム練習へ参加しました。週末には練習試合が行われ、息子の入学予定の中学校が試合会場だったので久しぶりに観戦しに行ってきました。息子はフォワードのポジション。選抜大会の時にディフェンスのポジションであまりゴールに絡めなかったストレスも有り楽しそうにシュートを決めていました。パスを繋ぐ相手に対しこちらも繋ごうとするのですが、基本技術のレベルの差で繋がりません。相手は組織的に攻めてくるのに対し、こちらは個人突破に頼らなければ点が取れません。見ていて、息子のやる気が下がって行くのが分かりました。
しかし、キャプテンとしてもっと別のアプローチは出来るはず。もっとコーチングしながらチームを引っ張る姿を全員に示すだけで、試合内容は変わって行くものです。人数が揃わなくても、試合に勝てなくても今の息子のチーム環境は成長するために息子に与えられた貴重な時間だと思います。自分の考え方を変えるだけで世界観は180度変えられます。プラスに考えて行く事は難しい時も有りますが、視点を変えて大きな世界を見る事を常に意識して行く”癖”を今の内から養って行ってほしいです。
今年最後のアドバンスクラスでも、トップをやりたかったそうですが、途中からコーチに中盤をやる様に指示されたそうです。どのポジションでも周りの選手が皆上手なので、綺麗にパスを繋いで崩してゴールが決まると息子曰く ”めっちゃ楽しい” そうです。見ていても楽しいですし、息子の課題も浮き彫りになります。天然芝で思いっきりスライディング出来る環境はとても貴重な経験が出来ている訳で、個人を磨く場としては最高の環境です。
この二つのサッカー環境を上手く息子の中で消化して行けば良い訳です。サッカーの内容としては、アドバンスクラスの方がレベルが上ですが、人間性を磨くと言う点では、チームのキャプテンとして出来る事を常に考え、それを伝えてチームを引っ張って行く方が難しい事ですし、誰にでも経験出来る事ではありません。自分のはっきりとした意見を持って行動も伴わなければなりません。でもそこに成長出来るチャンスが潜んでいるのです。今のこの貴重な時間を無駄にする事無く、自分で考えて行動すると言う事を積極的にやって行ってほしいです。
何をするにも、誰かに頭ごなしにやらされていては自分で考える力が付きません、あの手この手で息子が自主的に考える様に親も常に考えていなくてはなりません。一筋縄ではいかない事ばかりですが、親子で共に成長して行けると思えばとても幸せな事だと思います。
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