精一杯
息子のジュニアユースのチームも決まり、選抜大会も終了して私達親の方が少し気の抜けた数日間を過ごしていた感じです。気が付けばもう年末も間近に迫り、中学校をどこにするのかはっきりと決めきれないでいた息子が、受験してみる、とその気になって来たようです。しかし、時すでに、、、。と思っている私は何も口を出さずに妻に任せます。私も出来る限りの事はしますがね。ジュニアユースのチームが決まったので中学校は地元の歩いて5分の場所にある、よく練習試合でも使わせてもらっていて馴染みの中学校に行くと言っていたのが、たしか~~~昨日の様な気がするのですが、目が覚めて妻に何を言われたのかは分かりませんが、受験するそうです。ま~明日になってやっぱりやめたーとなる可能性も十分有りえますけど。
本人は中学に入ってすぐに高校の受験のプレッシャーを感じる事が嫌なようで、サッカーに打ち込みたいのならば中高一貫校を受験した方が良いと妻から言われていて、それがネックになっているようです。これもまた本人次第ですが、どこまでサッカー以外の事を本気で集中して出来るのか私は見守るだけです。
次回の地トレを最後にジュニアユースの練習が始まるまでF東以外にこれと言った息子にとってのハイレベルな練習も無くなります。アドバンスクラスが唯一3月中旬まで開催してくれている事がとても有り難く思います。ジュニアユースのチームの最初の練習会が年末に行われると連絡が有り、もしかするとそのまま来年からすぐにトレーニングが入って来るかもしれません。新しいチームなのでまとまるまで時間がかかると思いますが楽しみです。今迄の様な自転車で行ける行動範囲では無くなりますし、移動時間を有効に使える様な工夫も必要になってきます。大変なスケジュールをこなさなくてはなりませんが、その新たな生活を楽しめるように親としての立ち位置も変わって行きます。思春期、反抗期と難しい年ごろになって行きますが、それも一つの親に課せられた試練だと思い、乗り越えるしかありません。その様な時期も成長する上で必要なのでしょう。
最近めっぽう寒くなってきましたが、街並みの黄金色に変色した銀杏並木を眺めると、時の移り変わりを感じます。辛い時もいつかは終り、新たな時がやってきます。辛くても今を精一杯生きる努力といろいろな人たちとの関わりから生まれてくる感謝をする気持ちを持って頑張るしか有りません。最近、息子の成長が日に日に目にも分かる様になって来て一晩で数センチか伸びたのでは?と思う時が有ります。息子の成長は加速されて行きますが、私もその成長に遅れを取らない様に努力しなくては、と少し焦り気味の自分がいます。息子を立派な大人に育てるには、まず親の私が立派な大人かどうかが試される訳です。私の思う立派な大人とは、”与える事” が出来る人です。何を与える事が立派なのか?お金や物と言う目に見えるものでは無く、その奥にある気持ちを与える事が出来るかどうかだと思うのです。今の生活が厳しく大変でも、思いやりの気持ちや感謝する気持ちを他人に対しても与える事が出来る人は本当に立派な人だと思います。息子にはその様な大人に成長して欲しいですし、私も何のためらいもなくその様な事が出来る様に今でも努力をしています。なかなか難しいですけどね。今もこうして目指す”人”へと努力を続ける事自体が人生の中の素晴らしい時間なのだと感じます。
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