最後のセレクション

息子のジュニアユースセレクションの全日程が終了しました。当初から希望していたチームへは今の息子の実力では入る事が出来なかった訳ですが、幸運にも最後の最後にギリギリセーフで申込み、セレクションを受けたチームには合格する事が出来ました。新しいチームですし、時期的にこの地域一帯のトップレベルの選手達はすでに入団するチームは決まっているので、そこの最終セレクションでも、他のJ下部に比べると、そこまではプレッシャーもかからなかった様です。その日、セレクション終了後ロビー中ほどで、このチームのスーパーバイザーの方が息子に ”うまいね~”と声をかけてくれました。普通のセレクションでは、その様な言葉をセレクション直ぐ後にかける事などあまり無い事だと思うのですが、元日本代表でもあるその方の気さくな人柄も出ていてその事が息子にはうれしかった様です。ここのチームに受かった場合、最終的にどちらのチームに決めるのか迷っていた息子にとって、このチームへ入りたいと思うようになった些細な出来事でした。

ここのチームがごく普通の町クラブチームだった場合、多分内定を頂いて最後のセレクションが終わるまで待ってくれていたチームへ入団をしていたと思います。息子のサッカー友達も数名内定をもらい入団を決めていたのでそちらのチームにほぼ決まるのかな~と思っていました。しかし、このチームはごく普通のチームではなかった訳です。親として実績ゼロの新チームへ息子を預けるのですから不安がない訳ではありませんが、チーム代表の今迄の経歴と発言から、十分息子を預けてみようと言う気持ちになりました。これから先は素人の私では口を出す事が出来ないレベルのサッカーになると思うので、サッカーの事はプロのコーチ達にお願いして私は息子の専属シェフに徹する事にしようと思います。初めて息子が自分で決めたチームへ入団する訳です。6年生最初に心が折れかけ笑顔もなかった息子が最後まであきらめずにチャレンジし続けた姿に私が励まされた様な気持ちです。

息子よ、本当に良くやった。おめでとう!そして、ありがとう!!

少年サッカーも今週末の選抜大会が最後の公式戦です。最後の練習も雨で中止になり後はぶっつけ本番となります。ジュニアユースのチームが決まり、息子は集中して選抜大会へ挑めます。新たなスタートラインへ向かう節目の大会となり、息子の少年サッカーの集大成です。監督やチームメイトには申し訳ないのですが、結果はどうでも良いと思っています。最後に子供らしく、心から思いっきり楽しんで欲しいです。

子育てとサッカー

過去の記事はこちら

0コメント

  • 1000 / 1000