奇跡の起きた日
息子が12歳の誕生日を迎えました。私達夫婦に奇跡が起こった日から12年が経つ事になります。そして、今こうして日本で息子を通じて多くの人達に出会えて助けられている事も、5年前の私達には想像も出来なかった事です。全ては、息子を授かった日から変わって行ったのです。息子が3歳位に成るまでは、毎日がハプニングの連続でドタバタな生活でした。アメリカで、家族から離れ、自分達だけで子供を育てて行く事がこんなにも大変なのかと日々痛感していました。
息子に良い環境を与えようとすればするほど私達の生活は圧迫され、いつしか核家族化してしまい、それが息子にも悪影響を与え始め妻もストレスから体調を崩し、私も仕事どころではない状態に。この12年間で私達家族の最大の窮地に立たされた訳です。今考えればこれも私達には必然的に起こった出来事なのかもしれません。このおかげで今こうして日本で生活出来ているのですから。それに、アメリカ生活が長かったおかげで日本では当たり前のことが私達には衝撃的な位、良くも悪くも感じ取れる様になり、些細な事にも気付ける事が本当に大切なのだと思うようになれました。感謝の気持ちを持つ事の大切さを息子に伝えるにはとても良い環境になっている日本。子供を育てて行く事の大変さは、自分の考え方を変えれば素晴らしい経験と言う事に気付けます。子供を育てると言う事は親の私も成長していると言う事。様々な気付きを与えてくれた息子の存在と何気ない毎日も奇跡的な事なのだと言う事に感謝をしなければならないと言い聞かせこれからも大切にして行きたいです。
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