今日の試合
夏休みを挟んで再開されたU12後期リーグ。夏の間チームを離れていた選手達が戻ってきて最初の試合でしたが、明らかに一切サッカーをしていなかったと言う事が分かるぐらいのコンディション。それに加えどこか試合に入り込めていないような息子。本気度が全然感じられなく守備の乱れからの失点でそのまま試合終了。合宿では見違える様に変わったと言っていましたが、しばらく間が空いてしまうとまた元通りのチームへ、と言う感じでした。しかし、試合後コーチが結果とは裏腹に内容は良かったと言っていました。このチームにすればポゼッション率がボールを回していた分良くなったからです。
小学生のチームって本当にコーチの指示に敏感なのだと思った今日の試合。ゴールキーパーから丁寧につないで行きディフェンスラインから押し上げて行く。これが今日のテーマだった様で、ゴールキーパーの子は一度もパントキックをしませんでした。負けている試合の後半でいくらディフェンスの所でボールを回していても試合には勝てる訳が有りません。ここに日本人の子供達は、自分で感じて自分から変えて行く事、チャレンジして行くと言う部分が弱くコーチの指示に従うだけのプレイしか出来ないのだと感じました。特にこのチームは真剣にサッカーをしている子は少なく無理もない話なのですが。親バカな私は、いつ息子がバックラインに声を出してコーチングして、縦にボールを蹴りこむ事も織り交ぜながら試合の流れを変えて行くのだろうと我慢強く見守っていましたが最後までただボールをキープする事に専念して試合終了。見ていても全く面白くないサッカー内容でした。でもこれも来年の6年生のための布石だと思い、今から一つずつ課題に取り組んで行けば来年にはもっと良い結果が出ることでしょう。
やっぱりサッカーは野球の様には行かないスポーツです。その場その場での選手の判断力によるところが大きい訳です。息子もピッチの中でもっと出来た事があったと思うのですが、今の5年生にとってはコーチの言っていた通り、長い目で見れば一歩前進できた試合だったのかもしれません。やる気満々で出かけて行った息子もいまいちの動きで決定機も外し、不完全燃焼で終わり、3試合残っている小学生最後の公式戦もただの消化試合になりました。
これから始まるセレクションへも不安を残す息子の動き、ころころと変わる息子の行きたい中学校、どうしても先々を考えてしまう訳ですが、ふとテレビを見ると震災後4年半と言う事で特番をやっていて ”あ~今こうして生きていられるだけでも有り難い事なのだ” と我に返った私でした。
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