新チームメイト
先週末に行われた練習試合で、5年生は僅かに5人、4年生を合わせても全部で10人やっと集まった状態。試合には勝ちましたが、とてもゆるい感じの試合内容。寒さに加え風が強く吹いていて砂埃も多く、御互い、イマイチ集中しきれないで終わった試合でしたが、チームに新しく男の子が加入して、その子のデビュー戦となったこの練習試合、息子にとっても貴重な練習試合でした。
その新しい子は息子の同級生で、正式にチーム入りを果たした先週まで約3か月間トレーニング期間としてスクールのクラスで頑張ってきました。5年生からサッカーを始めたその子は、チームに入る事を目指して塾とサッカーの両方を両立させながら練習に励んできました。自ら受験を望んでいるらしく、中学に入ってからもサッカーを続けたいと言っています。元々足が速く背も大きいのでこれからが楽しみです。練習試合の時、息子がゴールキーパーと1対1になりながらも、ためにためて、その子がゴール前へと走りこんで来るのを待って、パスを出しその子がゴールを決めました。試合後息子は私に、その子へのプレゼントだよ、とこっそり私に言っていました。
その日練習試合への道のりと帰り道を、夕方の6時までその子と一緒に過ごした息子は、風邪気味だったその子の風邪をしっかりとプレゼントされていました。月曜日から金曜日まで運動禁止令が掛かりつけのお医者さんから言い渡され、土曜日のブロックトレセンの練習会が病み上がりの最初の練習となってしまいました。
でも、その子が加入した事により、息子にとってあまり興味の無かった5年生チームが大きな楽しみに変わったようです。サッカーを楽しむと言う意味には色々なとらえ方が有ると思いますが、仲の良い友達とやるサッカーの楽しさは、また格別な様な気がします。そう考えると、中学校の部活でのサッカーにはJ下部組織には無い楽しさが有り、息子にとって、そちらも捨てがたい選択肢になりそうです。
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