練習試合
土曜日に練習試合があり、私は同行出来ませんでしたが息子の話によると、怪我の後ボールを蹴る事もなく学校の体育の授業も見学して過ごした5日間の影響は特になかった様です。たまには身体を休ませる事も子供にも必要なのかと思います。今回の怪我でボールを蹴らない様にして3日目にはサッカーをやりたくてうずうずしている息子の態度に微笑ましさを感じました。子供に限らず、自分の好きな事を1つ見つける事が出来ただけでもしあわせな事だと思います。
息子は練習試合でのゲーム内容を事細かく私に説明してくれて、相手のチームは以前練習試合をした事があるのですが、前回はU11で今回はU12だったそうです。同じチームでも息子によるとU12のチームは結構ラフプレーをしてくるらしく、息子のチームメイトも大分やられたそうです。ずる賢い事をやってきた様で息子もつい手で押しのけてしまったと言っていました。小学生のサッカーでは良くない事ですが、実際にその様なチームは有りますし、その様なチームと試合をしても冷静にプレイする事が出来る様になる良い機会だと思います。怪我をさせられ無くて良かったですが、息子によると相手チームのコーチや選手同士でもチームメイトのミス等を結構きつい言葉で文句を言っていたと言うのを聞いて、相手チームの中には楽しんでサッカーを出来ていない子もいるんだろうな~と心配になってしまいました。
息子が一つだけ不満そうに私に、試合中のある一場面を話だしました。息子がボールをもってドリブル突破を試みて結局相手にボールを取られてしまったそうです。サッカーの試合でも練習でも当たり前の様におこる事です。世界のトッププレイヤーでも同じです。これに対して息子はコーチからボールを奪はれた瞬間、”なぜパスをしないのだ!!”と言われたそうで、息子にはチームメイトが横にいた事は見えていたけれど、ドリブルで突破すると言うプレイを選択しただけにすぎません。
息子は普段からゲームメイクを得意とするので、自分よりも良いポジションにチームメイトがいれば、自分がシュートを打ててもパスを選択します。FC東京や地域トレセンの練習の時に、そこをパスではなく自分でシュートをしろと言われる事が多く、全く逆の事を言われているのです。
私には、サッカーをやっている本人のその場の判断でよいと思うのですが、子供は大人が思っているよりキチンと考えてプレイしていると思います。息子はその場面で横にいたチームメイトは一度ボールを持つと下を向いてひたすらドリブル突破を試みる子だったのもあり自分の方がゴールに近く何の迷いもなく自分でドリブルをしたと言っていました。なので、コーチにそういわれたとき腑に落ちなかったようです。試合中のプレイの選択肢でパスを出していればゴールになるけど自らシュートを打って外してしまうシーンは良く見かけます。サッカーとはそういうものですし、この年代で頭ごなしにこうしろああしろと指示を出すのはどうかと思います。結局のところそのプレイで得点したりボールが繋がって行けば何も言わない訳ですし。
細かなボールを受ける時の体の向きやトラップした後のボールの置く場所等々の基本技術の事を言われるのは指導といて良いのですが、その場の判断を頭ごなしに否定するのは子供達の可能性を狭くするように思うのですが。
息子には、その場の判断はボールを持っている選手の自由でそれがサッカーの醍醐味でもあるし、その一瞬の判断を的確に出来る様に今のうちに失敗しても構わないので、コーチに言われたからシュートを打つではなく自分の判断でプレイするようにと言っておきました。
月曜日は久しぶりに丸一日息子のサッカー観戦です。怪我がぶり返さないよう願います。
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