キャプテンについて考える

先週末に息子のチームのU11の練習試合がありましたが、人数が揃わないので4年生も召集されていました。集まった人数の半分は4年生。最初の方の試合は五分五分でしたが最後の2試合は完全に相手ペースでまるで歯が立たない内容で完敗。単純なミスで次々と失点して行き全員無言状態。

息子はトップ下とフォワードで頑張っていたのですが、息子がフォワードに上がると殆んどボールにさわる事が出来ず、少ないチャンスも決めきれず試合を終えました。

息子はキャプテンを任されました。息子はまだキャプテンとはなんなのか分かっていないのですが、実際に誰かがキャプテンの 役割を教えてくれる訳でもなく、なんとなくキャプテンを“させられている“と言う感覚の様な気がします。

キャプテンを任されると言う様な、息子にとって大きく成長出来るチャンスをただ単に“なんとなく“の気持ちでやっていては、あまりにももったいないので、試合があった夜、キャプテンについて息子と考えてみました。

チームには、なぜキャプテンが必要なのか?

キャプテンはどのようにして選ばれるのか?

実際にキャプテンは何をするのか?

キャプテンを任されるにあたり、嫌だと感じる事は何か?

何故コーチは自分をキャプテンに選んだのか?

等々を息子と話をしました。

息子にはまだ難しいと思ったのですが、息子なりにキャプテン像がイメージ出来たと思います。ただし息子の性格上、下手をするとキャプテンを任された事がマイナスに働く危険性も十分考えられるのも事実。それに、今の5年生のチームは他の学年と比べ群を抜いてまとまりがないし、練習に全員が揃ったためしが無い。サッカーへの情熱も薄くこのチームを引っ張って行くにはかなりのエネルギーが必要になると思います。この状況下で息子にキャプテンとして何が出来るのか?息子なりに考えて行く事になります。私からのアドバイスは結果はどうであれ自分で考えて行動し、失敗を気にせずにチームメイトとコミュニケーションをとりながら先ずは、みんなから信頼される様に努力しなさい。と伝えました。

そして、自分から率先して行動すること、絶対に人の悪口を言わないこと、思いやる気持ちを忘れ無い事、そして実際に大変な事も背を向けずに取り組み、この機会をくれたコーチ達に感謝すること。これを忘れずに頑張って行けば、息子自身が大きく成長出来るでしょう。

月曜日に学校で足を痛め、帰宅後直ぐに視てもらいましたが、とりあえず1週間安静にとの事なので、落ち着いて考える時間が出来ました。これも息子にとって、良いタイミングでの怪我なのかもしれません。

子育てとサッカー

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