練習試合の後ブロックトレセン練習会

土曜日の昨日、息子はお昼まで学校が有りその後直ぐ所属チームの練習試合へ。相手は江戸区の初めて対戦するチーム。

背の大きい選手が何人かいてパスを回して攻めてくる良いチームでした。

これを見て息子のチームは、明らかに練習不足。チーム力がまだ足りません。パスも2回通れば良い方で、結局個人対相手のチームと言う展開になってしまいます。このチームの組織力を上げて行かないと大会に出る前から結果は想像出来てしまいます。

組織力の前に各個人の基本的な技術がある程度のレベルでないと、組織力も上がりません。この部分が小学生のチームの難しいところで、住んでいる場所や地域で子供のサッカーに対する意気込みの違いが大きく影響していると思います。相手のチームは全員が共通した意識を持っていて基本技術もしっかりしていてチーム全体がまとまっていました。それに対して息子のチームは全員バラバラの意識と技術力、チームのまとまりが全くありません。

相手は6年生のチームの様でしたが、こちらは新5年生チームに助っ人6年生を加えた様なメンバーだったので仕方ありませんが、今からチーム全体のレベルを上げて行くには時間が無さすぎると思います。これから今以上に塾へと意識が移って行く中で練習に来れない子が増えて行くからです。これも日本の教育環境なので仕方なく、この環境でチームでの自分の目標と息子個人の目標をしっかり持って進んで行くしかなさそうです。

練習試合を途中で切り上げ、息子と私はブロックトレセンの練習に向かいました。朝から学校でその後直ぐに練習試合だったので少し疲れている様子。おにぎりを食べながら練習試合の事を聞いて見ると、あまり楽しく無かった様で息子自身も思うようにプレイ出来なくて、少しモチベーションが下がっている様子でした。私は、トレセンの練習はもっと楽しく出来るから気分を切り変えるようにと言い、着替えをして練習に向かいました。

練習会場では練習試合が行われていて、5年生チームの様で最後の2試合を観戦しました。3チームともレベルは息子のチームより上、と言うよりこれが大会に出る5年生の最低限のレベルでは無いかと思います。同じ様なミスはしていますがチーム全体が共通意識を持っているだけでもプレイの質が違います。前回の5年生大会と6年生大会でも感じましたが、同じ土俵でサッカーを出来ていない、と言うことです。この共通意識のベースに有るものはサッカーはチームスポーツだと言うことです。これを本当に理解出来ているチームは強いです。技術面で各選手に差があるのは当たり前ですが、各選手がチームのために自分を磨くと言う意識が自分の成長に繋がると言う事です。何をするにでも根本にある意識の持ち方で大きく変われるチャンスは誰にでも与えられています。でもその部分を教える事は難しく、刺激を与えるように間接的にアプローチするしかないのかもしれません。

さて、トレセンの練習では、見ていても明らかに息子は生き生きとプレイしていて楽しそうでした。さすがに基本的技術は高いので息子のチームとは同じサッカーでも別物です。この中でさらに上に行くには強い意識が必要ですし、息子も学ばなくてはならない事が沢山有ります、これは学校では習えない事が殆んどで私にはこちらの方が学校や塾で習う事よりも大事だと思います。

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