JA東京カップ5年生大会
5年生の交式戦が有りました。結果は予想内でしたが、息子には結果以上の収穫があったと思います。初めてキャプテンを任され、チームを牽引する大役を経験出来ました。普段は自分の意見をはっきり伝える事が苦手な息子が先頭を切ってチームメイト達とコミュニケーションをとっていました。第一試合目は2度リードされながら終了間際に同点ゴール、PK戦で7人目までもつれこみ勝つことが出来ました。
第二試合目は、さわやか杯の時と全く同じで全然歯がたちませんでした。原因は基本的な技術のレベルの差とチームのまとまり方。相手がチーム全体でゴールを狙いに来るのに対して、息子のチームは個人で勝負する事しか出来ません。チーム全体で試合を動かす事が出来ないので、数名のちょっと上手な選手は、ボールを持つとひたすら前に勝負を仕掛け結局取られて終わりです。まだ低学年の時は通用しますが高学年になりパスを繋いで攻めて来る相手には通用しません。同じ土俵でサッカーをしていない訳です。パスを繋ぐには基本的なサッカーの技術が必要ですが、息子のチームはまずそこから鍛えないと何度やってもその様な相手に勝つことは出来ません。
この大敗で、一番悔しい思いをしたのは息子でしょう。攻撃らしい攻撃も出来ないまま相手に振り回されそれでも、最後まで走り続けました。試合後にゴールキーパーのところへ寄って行き励まして、走って相手の監督の所へ行きキチンと挨拶をしている息子を見て、私は感謝の気持ちでいっぱいになりました。この様な機会を与えてくれたコーチ、入って間もない息子をキャプテンとして受け入れてくれたチームメイト、私に10才ながら多くの感動を与えてくれている息子。サッカーを通じて成長している息子の姿はとても微笑ましく、息子との時間は何よりも貴重なものです。この貴重な時間へ感謝すると共に自分自身も息子に恥じぬよう、成長して行ける様に頑張らなくては!!今回の大会はとても大きな収穫があった様に思います。
0コメント