6年生最後の試合

昨日は各地で旧さわやか杯の第1,第2試合が行われ、ベスト16が出揃いました。我が息子のチームはギリギリのところでなんとか勝ち進む事が出来ました。

体格が小粒揃いの息子のチームと他のチームでは、まるで小学生と中学生位の差がありました。当然キック力やフィジカルでは到底かないません。その状況でもサッカーの試合はやってみないとわかりません。相手のミドルシュートが2本クロスバーを叩き、決定的な失点状況だったゴールキーパーとの1対1を相手が外したりと運も味方についていたようで、結果PK戦で7人目までもつれこみ6年生チーム最後の大会は後1試合は一緒に戦える訳です。

このさわやか杯、各チームさまざまな考えで挑む訳ですが、6年生最後の大会と言う捉え方とU12の大会と言う捉え方で少し親とコーチとの間にギャップを感じた訳ですが、親の視点からすると、圧倒的に6年生最後の試合と言う捉え方で見ていると思います。小学生時代の最後の節目の様な大会でしょうか。しかし、一発勝負のトーナメントなので負ければ最短1試合で終わってしまいます。親もコーチも、勝ち進んで出来るだけ多くの試合をさせてあげたいと思うのですが、ここで

いつもベンチにいる6年生を試合に出す、出さないで親とコーチとでは考え方が違うので、一度も試合に出れなかった6年生の親からは不満の声が聞こえました。親の捉え方からすれば、その様な不満が出るのは分かりますし私も見ていてベンチにいる6年生を先発の4年生と変えても良いのではと思いました。しかし、6年生で、試合出れない選手は、他の強豪チームにはもっとたくさん要るわけで、コーチの考え方で4年生の選手の方がベンチの6年生選手よりもチームにとって良いと考えた上での判断でしょうから、なんとも言えないのが現状でしょうか。サッカーに限らずスポーツからは、いろいろな捉え方や考え方が出来ますが、小学生で一番大事な部分は、低学年ではそのスポーツを楽しむ事を優先し、高学年になるにつれ、自分の気持ちを強く持つと言う、心の根っこの部分を鍛えて行く事だと思っているのですが、チーム内の競争は結果的にチームと個人を強くするのですが、個人の頑張りが、結果として認めて貰えない事はこれからサッカーを続けて行く上で有り得る事ですし、自分の気持ちが強くないとやって行けない状況に直面したときに、心折れずに挑戦して行けるだけの強さを持てる様にする為のトレーニングだと言うことを常に念頭に置いておけば、ベンチで試合に出れない事も貴重な経験だと思うのです。ただ、本人が別に頑張るでもなく、遊びレベルで練習に来ていれば、コーチには分かりますし、各選手の頑張りを見て公平に先発メンバーを決めるのが普通ですし、そうであると思うのですが、コーチの考え方を全員の親が理解出来ていないと言う部分で不満の声が出てしまうのはしょうがない事なのかもしれません。大事な事は、子供達にちゃんと試合に出れない理由を説明出来ているかどうか、と言う部分だと思います。選手の足りない所を説明して克服出来る様に指導しているのか?が重要なのではないでしょうか。

各選手が自分の足りない部分を自覚して練習に励んでいればチャンスは巡って来ると思います。

子育てとサッカー

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