親子の関係

先日、職場の飲み会があり日本へ帰国して以来、初めて仕事以外の時間にそのような会へ出席して来ました。今の職場で私は、異例のタイプらしく、いろいろな質問責めに合いました。雑談をしているうちに、子育てについての話しになり、私の考え方を話していたら息子から電話が来ました。皆、お酒も入っているので、興味津々で私達の会話に耳をすましていました。私はもうすぐ帰るから、帰ったら一緒にお風呂に入ろうと言って電話を切りました。

すると皆さん、不思議そうに私の顔を見て“奥さんから“?????と私に真顔で聞いて来たので、私は飲みかけていた日本酒を吹き出しそうになってしまいました。

電話は息子からで、今日はサッカーの試合があり私は一緒に行くことが出来なかったので私が帰ったら試合の内容を話したいので早く帰ってきて、と言う内容だと説明しました。皆さん、さらにびっくりした顔で、家では考えられない!と言うのです。皆さん、家庭では、父親(自分)は仕事でいつもいない存在で、逆に家にいると煙たがれると言うのです。ま~少し大袈裟に日本人特有の考え方を言っているのでしょうが、ちょっと寂しい感じがします。

息子も中学生、高校生にでもなれば、親の事を面倒だと思うかも知れませんが、それまでは、今の親子関係を楽しみたいと思います。出来ればいつまでも、普通に会話が出来る仲でいたいものですが、自立して行くうちに親子の会話の時間も減って行くのかな~と思うと、今のこの1日1日がとても貴重な時間だと実感します。人生は時間限定です。成長してゆく息子と一緒に私も成長して行ける様な日々を送り続けたいです。

小学生の年代で自ら死ぬ事を選んでしまう環境とは何なのでしょうか?大人の社会が作った歪みのなかで、生きて行く息子に私が出来る事とは、、、、常に自問を繰り返して行きたいと思います。

子育てとサッカー

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