個性
去年の夏、帰国してまだ息子のサッカーチームを探していた頃,息子より一つ年下のオレゴンから夏休みの間だけ日本へ遊びに来ていると言うハーフの男の子と知り合い、息子と仲が良くなって息子が入ったチームに日本滞在中に練習参加させて欲しいと言うことになり、今年、4週間程の間一緒に息子のチームで練習をして楽しんでサッカーが出来た様子でした。お父さんがアメリカ人で、私も1年ぶりの再会。その子のアメリカでのサッカーチームの話やサッカー環境について話をしていると、そのお父さん、やたらとその子の自慢話をしたがります。
アメリカにいたときもそのような経験があるのですが、自分の子供の自慢話をする親御さんは多く、日本の親御さん達に良く見られる謙遜してわざと子供の悪い所を強調して話す様な事はほとんどありません。
これも各国々で差はあると思いますが、子供の視線で考えれば子供の良い所を誉めると言う方が子育てをする上でも子供に良い影響を与えるはずで、私も子供の前で他の人と話す時には気をつけながら話すようにしています。
アメリカには、個性を伸ばす様な環境や風習が日本よりも強いように感じます。勿論日本の方が優れている事も沢山ありますが、個性を伸ばす事に関しては日本の文化や何でも平均値を目安にする様な教育では、自然と伸びずらい環境になってしまうのだと思います。
最近日本でも個性を引き出すとか、個性を伸ばす教育と言っている学習塾やサッカークラスがありますが、子供が成長して大人になり社会に出て行くときに、その子の個性を活かせる様な環境に導いてあげれるのは、塾やクラスではなく一番近くにいる親だと思います。子供のために何を優先させるのか?この判断は時に私にいろいろな重圧をかけますが、辛い事やきつい事も息子の為だけではなく、私自身を成長させるためと思いこの貴重な時間を過ごせている事に感謝をして、楽しんで行きたいと思います。
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