ワールドカップと息子

息子にとって、サッカーを始めるきっかけとなったワールドカップ。前回は私が見ていた試合を横目で見ていた息子も、今回は、学校に行く前の4時からの試合を自分から起きて観戦しています。気が付けば、世界各国の代表選手のデータが全て息子の頭にインプットされていて、私が今の選手凄く良い動きをしているね、と言うと息子から、所属クラブチームと年齢を教えてくれます。子供は興味を持つと本当に短期間の間に沢山の事を吸収出来るのだな~と感心しました。

ところで日本代表。崖っぷちですね。今回の代表メンバーも応援している人達も予想とは反した結果ですが、こういう状況で最後の試合を楽しんでプレイ出来る選手ってどれぐらいいるのか、興味があります。日本代表の選手には、悔しさや重圧の中、心の何処かでワールドカップ自体を楽しんで欲しいです。やはりサッカー好きにとっては、ワールドカップは試合の結果以上の楽しさがあります。優勝候補のチームが次々と負けるのを見て、本当にサッカーは精神面に大きく左右されるスポーツなのだと思いました。過去にブラジルが準決勝で負けた試合後のインタビューで、ロナウジーニョは、勝つことに慣れてしまうと精神面では弱くなる、と言うようなコメントをしていて、今回もスペインのシャビアロンソがハングリー精神が欠けていたと、コメントしていました。優勝を目指す日本代表にとっては、今の日本サッカーの厳しい状況は、サッカー選手にとって一番楽しい時期なのだと思えば、試合内容も変わるかも知れませんね~。何かを目指しているときが自分を成長させることが出来る、と思って望めば楽しく思えてくるような気がします。

こどもの時期は、自分から挑戦する、と言うことを常日頃から思えるように環境を整えてあげる事が大事な事なのかと思います。失敗しても怒らないで上手く行った時には真剣に誉める、と言うよりも一緒に喜ぶという親の気持ちが大切なのだと感じます。チームによっては試合中、子供の失敗をコーチや親が怒鳴ったりしますが、失敗する事が連続して起こるサッカーは、子供を育てるうえで、私達大人にもいろいろな事を問いかけているのだ、と言うことを忘れない様にしたいです。

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