日本の教育体制とサッカー育成
息子のサッカーの試合を見に行くとよくコーチがやたらと
怒っているチームを見かけますが、そういうコーチの怒鳴りを聞くたびに
軍隊学校の教官を思い出します。凄い日本ぽいな~と感じているのですが
アメリカではこう言った場面を見たことがありませんでした
逆にアメリカでは親の怒鳴り声が凄い事はありましたが、、、人種によるところが
大きかったようですが、、、ところで日本の学校とアメリカの学校の大きな違いは?
日本では全体との協調性と個人の主張では協調性の方に重きをおき
アメリカでは個人の主張を大切に受け入れた上で全体との協調性を考える。
どちらが良いと言うのではなく同一人種の日本と多種多様な人種、宗教のアメリカでは
そうするのが自然な流れだったのだろうと思います。そして敗戦後、日本ではこのような教育体制で社会を形成した方がコントロールしやすいし結果も出しやすかったのではないかと思うのです。しかし、サッカーの育成にこの教育体制を取り入れると少年サッカーの年代では結果は出せるかも知れませんがその後が伸びなくなります。この辺が凄く難しく小学生の年代でチームのなかで個人を伸ばすにはその子のサッカーに対する気持ちや理解力を基準に育成しないと途中でサッカーを楽しむ事が出来なくなってしまうと思うのです。サッカー自体を嫌いになる可能性が大きいわけです。ここで大事なのは親のサポートです。
そのサポートとは親子の会話です。きちんと子供たち正直な気持ちを吐き出せる
環境が整っていないと子供の本当の気持ちを聞くことは難しく子供たちもコーチに言われがままに個性を潰されてしまう可能性があると思います。もしチームのコーチが練習中、試合中に怒鳴っているようなタイプだとしたらそのチームの子供たちは楽しんでサッカーをしているのでしょうか?子供は上手くプレイ出来なくて当たり前軍隊のように力で個性を押し潰し兵隊の様に子供たちを操って試合に勝っても意味はありません。日本の教育体制はいまでも子供の個性を伸ばす環境になっている様には思えないのでせめてサッカーぐらいはサッカーの育成ぐらいは個性を伸ばす様なシステムを確立して欲しいです。
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