今を考える

アメリカだけではなく世界中に波紋を広げた大統領選挙が終わり、一つの節目が訪れています。現状に不満を抱いているアメリカ国民が予想を上回る程のパワーを持っていた結果でした。多くの国民が現状維持ではなく、変革を求めていた訳です。トランプ次期大統領の過激な発言や態度が、大きな変革を求める国民達の期待と票を吸収していった結果なのかもしれません。各大都市ではデモが起こり暴徒化してしまいました。その影響が子供達の学校にまでおよび、移民系の生徒達や黒人生徒達までもが差別的なバッシングを校内やSNS上などで受ける事となった様です。アメリカで産まれ現地の幼稚園と小学校に通っていた息子も、移民の生徒だったので、このニュースを見た時にとても不安な気持ちになりました。世界中にいる同じ境遇の移民の生徒たちを思うと心配になります。良い意味でも悪い意味でも考え方の基準となる物が様々で、その価値観の違いの中で生活して行く事は、自分のそれとは違っていても、いったんは受け入れる必要が有る訳で、その価値観を自分の中で消化できれば良いのですが、消化不良になると、それが知らずに大きな見えないストレスになり、ある事をきっかけに爆発したりします。あたりまえの平和な毎日は、とても壊れやすく、自然災害や事故以外でも、私達の意思や考え方とは関係なく突然生活環境が悪化して不安な日々を送らなければならなく事。環境からのストレスは人に強力なプレッシャーをかけて行きます。

今日本で生きていて幸せと感じる気持ちが持てる環境に感謝します。

子育てとサッカー

過去の記事はこちら

0コメント

  • 1000 / 1000