スペシャルクラス2次セレクション結果

今回も息子の目標だった2次セレクションを通過することが出来ませんでした。息子の2次セレクションの時の動きでは今回も通過は厳しいな~と思っていました。しかしなぜか息子には変な自信みたいな物があったようで、今回は受かっていると思う、と言っていました。いつもより動けていなくて、苦手なポジションでゲームから消えていたと言う事を本人は気付いていないのかな~。私にはそちらの方が気になっていたのですが、帰り道、息子がややテンション高めに、ゲームの内容よりも同じチームになった子の話をし始めました。

息子によると、1次セレクションの時、その子はやたらと喋っていてうるさかった、と言う印象を持ったようで、この ”喋っていた” と言うのは良く聞くと試合中のコーチングの事で、良くとれば声が出ていたと言う事です。しかしながら息子には、ミスをした時の文句も言っていたので ”うるさかった” と感じたのでしょう。 内気な息子はこの様な子を苦手としていて今回の2次セレクションの時まさか同じチームになるとは、と思ったそうです。

試合前の自己紹介で息子がチーム名と名前を言ったとたん、その子が反応して3人の子の名前を知っているか息子に聞いてきたそうです。その3人の名前の子は息子のチームの5年生達で、その3人は、その子と同じ小学校なのだそうです。

子供ってほんの僅かなきっかけで急に仲良くなったりします。今回もその現象が起きたらしく、一気に緊張感が無くなったと思われます。待ちの時間ずっとその子と話をしていたら、別の一人の子が寄って来て、何処かで会った事あるんじゃない?と聞いて来て、話を進めると地域トレセンで一緒なのだと判明し、試合が始まる前から話で盛り上がっていたそうです。

それを聞いて、なんとなくそれによって、息子の気が緩んだのでは?と私は勝手に推測してみました。息子と話をしていたその2人は運動量が息子の倍は有ったんじゃなかろうか、と言うぐらい全力で守備に攻撃に走っていました。

なぜ息子がこの2人の様に100%出し切れなかったのか?なぜ息子はセレクションの後、2次に受かる自信があったのか?私なりに分析したところ、マリノスのグランドは息子からすればホームグランド、それに加え1本目が始まる前に共通の話で盛り上がり、息子の中に微妙な仲間意識が芽生え、試合中、自分で打てるシュートシーンでもその子にパスを出してアシストして喜んでいる息子がいました。初めてのチームとしては、良くまとまっていた様にみえましたが、これは、個の育成を目指すスペシャルクラスのセレクションです。べつにチームが何点取られようが、積極的なプレイをして、個人で目立っていれば良いのです。息子は途中からこの一回きりの仲間意識が芽生えてしまったチームで試合をする楽しさに埋もれてしまった、と私は推測しました。 これで息子のセレクション後の自信も納得できますし、実際楽しかったのも分かります。 逆に、この2人は完全アウェー状態でその子の性格もこの様なセレクションではプラスに働き、積極的に前に出るのは自然な事でしょう。

これでまた息子は、今までにない良い経験が出来たと思います。今回のセレクションで息子の現在の立ち位置も確認できました。やっぱり”今”と言うのは、なるべくして今現在が有るのだと感じました。これからも、一日一日大事にして行きたいです。

子育てとサッカー

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