横浜F.マリノス

息子が初めて日本で同年代の子供たちとサッカーをしたのが3年生の夏休み。帰省前にアメリカからサッカースクールをネットで探し6~7ヶ所、時刻が12時間ずれているのでアメリカの夜中に電話で問い合わせました。マリノス以外は短期での入会は受け付けていないとの事でした。マリノスだけは、心地良く受け入れて頂く事が出来ました。始めは、滞在予定の東京の安ホテルから通う予定でしたが、初めての事だったので、みなとみらい線の2,3個奥の駅にある安ホテルに滞在しました。3週間だけのスクール参加でしたが、日本の子供たちの技術の高さには息子にも良い刺激になったようです。アメリカに帰国後、リフティングを真剣に練習し始めてました。

クラスはベーシックとチャレンジに分かれていて、基本的な技術がある子はチャレンジクラスへ昇格する事になります。さらに上を目指すとなると、年に一度のプライマリーとスペシャルクラスのセレクションを受ける必要があります。プライマリーは横浜F.マリノスでのチーム登録をするので、もし現在どこかのチームに所属している場合は、移籍と言う形になります。このプライマリーに入るには、3年生の時のセレクションか、もしくは4年生の時のセレクションで3次セレクションまで通過する必要があり、かなり狭い扉です。息子は去年4年生の時にセレクションを受けましたが、1次通過だけで終わりました。

3~4年生といえばこれから育成して行く年代ですが、この時点である程度のサッカー知識や高い基本技術を持っていなければ3次まで通過することは難しく神奈川県の精鋭たちがこぞってセレクションを受けるため、スクールに入って来る訳です。4年生までのセレクションは基本スクール生のみ受ける事が出来るので、セレクションの始まる1~2か月前に入会してセレクションで通過する事が出来なかったら直ぐに退会する子もいました。5年生の現在、セレクションを受けることが出来るのは、来年からのスペシャルクラスのみ。しかしスペシャルクラスは外部からも申し込めるようです。

去年の2次セレクションの時、1次セレクションにはいなかったかなりの技術とスピードを持った子が何人かいました。彼らは1次セレクションを免除されたマリノスのスペシャルクラスの選手達で、その速さとボールコントロールのうまさに、圧倒されていました。そして、2次セレクションのゲームの時には、現プライマリーの選手達が加わり、ゲームをコントロールしていました。日本の少年サッカー事情を全く知らなかった去年、親子共々良い経験をしたと思います。同年代の自分よりも上手な選手が沢山いると言う事を肌で感じることが出来きたのは、子供にとって良い経験になったと思います。

環境も素晴らしく、トップチームの選手もグラウンドで練習をしていたり、ホームゲームの時はバスへと乗り込む選手達を見送ったりとプロの選手を身近で見ることが出来、子供たちには良い刺激になります。

コーチ陣もプロの集団なので皆きちんとしているイメージです。さらに最近、プレミアリーグのマンチェスターシティーと提携した様で私もびっくりしました。息子が所属していた、ニューヨークのサッカークラブもマンチェスターシティーと提携していて、何かと縁があるようです。近い将来、シティーが来日して横浜F.マリノスと親善試合を行うのを今から楽しみにしています。

今年のセレクションはどうなることでしょう。

子育てとサッカー

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