地域トレセン 練習会

月曜日に地域トレセンの練習会へ行って来ました。思っていたよりも少ない人数だと感じましたが、数えてみると28人プラスゴールキーパー6人。フィールドが広いせいかとても贅沢な環境だなーと思いました。2人組で、フィールドを広く使った走りながらのパス練習から始まりグランドを何周したでしょうか?結構しんどそうにしている選手もいて遅いとどんどん抜かれて行ってしまいます。初めの15分ですでにバテバテの様子。1分の休憩のあとさらにもう1本。これがウォームアップの様です。ゴールキーパーのコーチは、2人に対して1人。本格的なトレーニングをしていました。この後、キーパーをつけてシュート練習。ディフエ ェンスの裏へのパスを出し、キーパーと1対1でのシュート練習。パスを出すタイミングと正確さ、走り出すタイミングとシンプルなトレーニングですが各自のプレイの質が問われる練習です。最後にディフエェンスを付け、より実戦に近い状況での3対3での練習。各グループ6、7人に1人のコーチで途中プレイを止めて状況判断の部分と体の向きなどを細かくチェックしていました。

普段の息子のチームの練習と比べる訳にはいきませんが、この位、各選手が集中して練習をしていると、見ていても面白いです。お互い初めてプレイする選手達でも空いているスペースへ走り出せばちゃんとボールが出て来ますし、皆高いサッカー知識を持っている様です。息子も積極的に声を出し自分の所へパスを引き出そうとしていました。息子は学校が終わってそのまま会場へと向かい、途中の電車の中で”疲れた~”っと少しだるそうにしていました。いつも通りプレイする事が出来るか心配していて、なんでそんなに疲れているのか尋ねると、学校の授業内容が国語、算数、理科、社会で最後に算数のテストがあったからだと言うんです。結局、かたい授業を一日中聞いて、最後にテストがあったことが疲労の原因のようでした。多分集中力を使いすぎたのかもしれません。トレセンの練習は普段のチーム練習よりも集中力を使うので、息子は不安になったようでした。

練習が始まると徐々に楽しくなって来たようで、この練習会は良いストレス解消になっていたようです。普段息子のチームでは、出来ないチームメイトとの連携プレイが次々と出て来て楽しかったそうです。

環境はサッカーだけではなく、子供を育てる上で本当に大事な要素を持っていると感じます。元日本代表監督だった岡田武史さんは、”人を育てるのは、人ではなく環境です。”と言っています。その子に合った環境を見極める事が出来るのは、一番身近にいる親でしょう。たくさんの制約がある中、少しでも息子に良い環境を与えたい一心から、失敗したと思った事も有りますが、今週末は息子の11回目の誕生日、無事ここまで、成長してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも1日、1日大事に過ごして行きたいと思います。

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