成長すると云うこと
アメリカから帰国してから1年がアッと言う間に過ぎました。家族で1大決心をして殆んどの物全てを一度リセットして日本へ戻って来ました。カルチャーショックを受けながら、徐々に日本の生活に慣れて行き、息子は日本の生活に順応してきました。学校では、友達も出来て勉強以外はとても楽しいと言っています。体調不良の妻は、アメリカに居たときよりも大分良くなってきました。やはり、生活のストレスはあちらと日本では、大きな差が有るのだと感じます。
環境を変えると色々なことが見えてきます。人はその環境に自然と順応して行く生き物です。その過程である程度の努力が必要になり、その努力の結果、人は成長して行くのだと思います。大事なのは、その人の考え方が変わる事であってそこにある環境が変わる訳ではないと言うことです。大きな話をすれば、この世の中全てが自分の考え方1つで変えられると言う事です。
幸せを感じる事も自分の考え方次第なのです。子供を見ていると、それが良く解ります。子供の考えている世界は人間の素直な部分を明確に表していると思います。私達大人はその素直な子供の気持ちをどれぐらい大事に扱えるかにかかっている様に感じます。時間が無いから、仕事だからと私もたまに息子の私に伝えようとする気持ちをブロックしてしまう事があります。人は自分の気持ちが伝わらないと最後に“あきらめ“と言う気持ちに変わってしまいます。この様な気持ちを出来るだけ持たせない様にする努力が親である私の責任のように感じます。
サッカー選手になると言っている息子を応援するのであれば、あきらめない気持ちを大切に、困難な事に立ち向かう事の意味を教育する事の方が塾やサッカークラスに通わせるよりも大事なのだと思います。子育てと言いますが、まず成長しなければいけないのは私自身なのも事実です。真剣に子供を育てると言うことをが、自分にとってこれほどの価値があるものなんだと気付けた1年の様な気がします。
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