あいさつについて
日本に帰国してから息子のサッカー環境で一番の違いを感じるのは、練習前と練習後のあいさつです。この日本では当たり前の事は、海外の人達からすると奇妙な儀式の様に感じるかも知れません。息子も何でグランドに向かってあいさつをしなければいけないのか、初め戸惑ったそうです。日本では幼稚園から、あいさつに始まり、あいさつに終わると言う事を自然に学びます。
ところで、本当にこのグランド挨拶の意味を分かって挨拶をしている子供は息子のチームに何人要るでしょう?全てサッカーがなに不自由なく出来ている事に対して、感謝の気持ちを込めて。そして、挨拶をする事によって自分の気持ちにけじめをつける、“やる気スイッチ“をオンとオフにする良い習慣だと思います。これは、サッカー大国の南米にも欧米にも、何処にも無い日本の素晴らしい習慣だと感じます。ある意味、サッカー選手の前に人としての感謝の気持ちをきちんと子供の頃から教えるのはとても良い事だと思います。毎回の練習を感謝の気持ちを忘れずに出来るようになれば、それだけでもサッカーをやっていた甲斐があるのではないでしょうか。
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