集中力

小学生に集中力を求めるのは難しい。

サッカーの性質上、試合中に集中力を切らすと直ぐに失点につながることがあるように集中力はどんなスポーツをやる時にも重要な心構えの一つです。

プロの世界では、99%の集中は100%の失敗と同じ事である。と言われる所以です。

スポーツ心理学者のビル ベスウィックは、集中力は習慣であり、才能では無くやる気があり、練習さえすれば身に付けることができる。と言っています。

また、集中力を懐中電灯の光に例えると、各ポジションで主要な責任がある時、選手は懐中電灯の光を絞って(特定の事柄への集中)強力な明るさ(高いエネルギー)で光をあてなくてはならない。当然これはかなりのエネルギーを消耗する。なので、プレイが自分から離れた場所で展開するようになったら選手は懐中電灯を広いビームに切り替えるのだそうです。

戦況を見極めて準備をしながら、光の強度を下げることでエネルギーを回復させたり、貯えたりしておく。とあります。

集中力を身に付けるには練習の時から気持ちの持ち方を高くしなければ実際の試合の時100%を出しきることは出来ないと思います。練習してきたことしか試合では出せないからです。

私はよく、息子の試合当日にプロのサッカーのハイライトを見せてから送り出します。

息子の好きな選手が得点したら上機嫌で、早くサッカーをやりたいと気合いがはいります。

小学生レベルでは特に楽しむことが直接、集中力に繋がって行くのだろうと思います。楽しい時にはそれに集中して良いパフォーマンスが出来るようになり、上達も早くなる様に思えます。

ただ単に練習していても上手くなる選手とそうでない選手の違いは、この集中力が違うのだろうと思います。

子育てとサッカー

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