少年サッカーと食事
アメリカにいたときに一番困ったのが息子に出す食事でした。特にサッカーの練習や練習試合の前、何を食べさせるか?消化に良くすぐにエネルギーになるもので息子が抵抗なく食べれるもの。結果、朝はおにぎりか納豆、でもご飯に納豆をかけると食べたがらないのでのり巻きにしていました。アメリカ式のご飯が外側になる裏巻きと言うスタイルです。これだとご飯が子供のお茶碗で軽く2配分はあるのです。それに子供の好きな野菜を付けて、と言うのが我が家のサッカー前の食事でした。日本に帰国して、食べ物の豊富さには本当に救われる感じです。もし家で作れなくても最悪、コンビニに行けば常におにぎりや納豆巻きは手にはいります。しかし、息子を連れてコンビニへ入るとチョイスの多さからあまり食べて欲しくないものを欲しがってしまう時が有ります。それでもアメリカでは外出したら、食べるものはサンドイッチ、ピザ、バーガーこの3大カテゴリーからのチョイスになるので、おにぎりや納豆巻きは特別な物と言う印象を息子には持たせていたので今でも好んで食べてくれています。息子がサッカーを真剣にはじめてから、食べるものには気をつけさせてきました。日本に帰国して何よりもよかったことは、給食の質の高さです。アメリカの給食は上記の3大カテゴリーのローテーションでした。ホームランチと言ってお弁当を持たせる家庭もいたようですが、周りから覗かれ冷やかされる事を息子はいやがるのでアメリカン給食をとっていました。先日給食でピザが出た、と息子がびっくりした顔で言っていました。私もびっくりでしたがちゃんと野菜やスープなども一緒に出ていたようで、毎週金曜日はピザだったアメリカの給食よりも、いろいろな食べ物を教育すると言う目線からすれば不思議ではないですね。ちなみにピザはアメリカの方が美味しかったそうです。
世界無形文化遺産に登録されるだけの和食文化は日本に居るだけで毎日ありがたく感謝すべき物なのだと心から思います。
アメリカにいたからこそ、それを痛切に感じています。
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