アメリカと日本のサッカークラス

先日、10才の息子の某Jクラブサッカースクールの選抜チーム第2次セレクションに行って来ました。1次の時は約100人程来ていました。2次には24人来ていましたが、半数以上は1次には来ていなかった顔でした。皆上手で2-3人は現在の選抜選手と比べても何の遜色もない程のプレイが出来ていると感じました。この中で我が息子が抜きに出るのはかなり難しいだろうと感じました。結果は2次セレクション通過はかなわなかったのですが、息子のレベルをある程度見ることができ良い経験に成りました。アメリカではこの年代でこれ程のセレクションは無かったのですが、アメリカの子供達はもっと自由にプレイしていたように感じます。息子のコーチはイギリス人でしたが、子供達が喧嘩になりそうなぐらい言い争って、やっと口を(指導?)出してきます。それまでは殆んど子供達に好きにプレイさせていました。ボールを持ったら全員ドリブル突破を試みます。当然試合には勝てませんがそれでも子供達に指示は出していませんでした。勿論アメリカのサッカー指導が全部そうではありませんし各チーム違いますがそのコーチは子供達の自由な発想を生み出そうとしているんだそうです。どちらが良いのか正解は無いと思いますが私もこの年代位までは自由な発想とイメージをトレーニング出来る環境は大事だと感じていました。この年代で強いチームと言うのは、大抵コーチの言うことを忠実にプレイしているチームでしたが何か機械的で子供らしさが無いと思っていました。3対0で負けていて最後に1点を入れて、まるで逆転したかのように大喜びする息子のチームの方が本当にサッカーを楽しんでいるように思いました。今回のセレクションで思った事は、何か入試にも似たテストの点の高い方から取ると言うシステムでは息子を大人達の型にはめてしまうのでは、と少し気にかかりましたが、受からなかったのでもう一度よーく考え直す時間が出来たのでいろいろとリサーチしてみようと思います。

子育てとサッカー

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